■G-Motionを買う前に、どうしても乗ってみたくなったら
G-Motionは、決して安いものではない。チョイノリを除く新車の原付バイクと同じくらいする。(ムラクシで買うのが一番安く済むような感じ)
だから、なかなか「乗れるかどうかわからないのに買う」というのは抵抗がある。それはわかる。
バイクと違って教習所があるわけでも、買う前に友達に借りてみることができるほど普及しているわけでもない。
だから不安すぎて買えない。それもよくわかる。
が、買う買わないはともかくとして、試すだけでも試してみたい、という人がいることもまたよくわかる。
僕は運良く(悪く)勢いが付きすぎて衝動買いしてしまったが、それが世の中の標準じゃないこともわかっている。
なので、僕から少し提案をしたい。
G-Motionというのはこれまでに類を見ない乗り物である。
ので、練習をしているだけでも注目を集めるし、ユーザーが少ないので一人でも多くの「一緒に遊ぶ仲間」が欲しいとも思ってしまう。パイオニア故の、わりと孤独な乗り物なのである(2台以上集まって乗る機会はごく少ない)
だから、というわけではないけれども、「それ何だい?」「乗ってみてもイイ?」という言葉には弱い。
自分自身が「珍しいもの好き、新しいもの好き」ということで衝動買いしてしまったが故に、目新しいものに誘蛾灯に惹かれる蛾(笑)のようにやってくる人の気持ちは、痛いほどよくわかる。
だから、機会、時間が許す限り、声を掛けてくださった方にはG-Motionを試して頂きたいと思っている。
老若男女を問うつもりはない。
自分の仕事の都合はあったりもするが、週末の土曜か日曜(多くの場合は土曜の午後)は定期的に同じ場所(戸田緑地)で練習をするようにもなってきた。受け入れ態勢は万全である。
ということで、改めて宣言しておきたい。
もし、あなたがG-Motion/Wheelmanに興味を持っているなら声をかけてほしい。
買うつもりがなくてもいい。「ちょっとだけ試してみたい」という好奇心でもいい。
G-Motion/Wheelman乗りというのは、新しいもの好きで、目立ちたがり(笑)で、そして新しいものを人に紹介するのが何よりも好きな人が少なからずいる。質問されれば懇切丁寧に応え、「乗ってみたい」と言われれば喜んで試させてくれるはずだ。何より僕がそうだ。
Wheelmanを「コミュニケーションツールである」と喝破したのはWheelman401さんである。
乗っていると人が寄ってくる。「それ何だい?」という問いに応え、説明し、試してみせ、時に試乗を促すのは楽しい。バイクよりもスケボーよりも知られていないこの乗り物を、紹介して回るエバンジェリスト(伝道師)であることを、頼まれもしないのに買って出ていることが、何の苦にもならない。
僕はバイクに乗る人間なのだが、バイク乗りに試して欲しくてしかたがない。オンロードもオフロードもなく、これはとにかくおもしろいからだ。スケボーの経験はなくていい。バイク乗りならピンとくる。免許もなくていい。スノボ経験者ならピンとくる。
一声かけてくれれば、予約がなくても飛び込みでも、何ら問題はない。
「乗ってみますか?」
たぶん僕はそう応えると思う。自分が乗る時間が少なくなることより、一人でも多くの人にこの乗り物が知られること、おもしろいと思われることのほうが僕にとっては重要なのではないか、と最近はそう思うようになってきた。
以下は、僕のG-Motion/Wheelmanの練習日程を、わかる範囲で知らせるためのものである。
基本的に、僕は「晴天か曇天(降雨率20%以下)、週末土曜か日曜のどちらか(多くの場合は土曜)、荒川・笹目橋の西側、お昼近くから日没まで」という条件が揃えば同じ場所で練習をしている。
予約、もしくは予め連絡をいただければ、仕事などの予定が許す限りはG-Motionを背負って参上する。
荒川・笹目橋周辺という場所はこの新しい乗り物に対して寛容であり練習に適していることから、僕以外のG-Motion/Wheelmanユーザーも少なからずいる。飛び入りできていただいても、偶然見かけたついでに声を掛けて頂いてもいい。快く、「どうぞどうぞ」という心構えはできているつもりだ。
もしあなたが僕の近くにくるとき、そして暇だけど好奇心を抑えきれないときは、遠慮なく一声かけていただきたい、と思う。
その出会いを期待して、以下に僕の練習日程をわかる範囲で公開しておきたい。
予定通りにならないときもあるし、また予定にない突発的な「走行会」があることもある。(むしろそれはラッキーである。僕のマシンなど足元にも及ばないほど改造の限りを尽くした日本でもっともいじりまくったG-Motionを実際に見る貴重な機会でもある)
予定になくても、G-Motion/Wheelmanらしき乗り物を見かけたら、ぜひ勇気を持って一声かけてほしい。
「それ、何だい?」「乗ってみたいんだけど、いいかい?」
そのとき、僕らは最大限の笑顔を持って応えるつもりだ。
「どうぞ!」と。